| 朝だ。う〜ん。頭が痛い。いつものことですが軽い二日酔い。時計を見ると午前6時だ。体を動かすと背中が痛い。おかしいぞ。 どうも、昨日のマッサージのモミ返しがきているようだ。うーーー。。。。。酔っぱらっていたので、強く揉まれても分らなかったみたい。これは、かなりキツイぞ。
 調子に乗って、飲み過ぎた罰が当たったかな?少し腹が減ってきたな。朝食は、たしか午前6時30分から食べることができると言っていたな。
 午前7時に朝食を一緒に食べようと、約束をしている。まだ、時間があるな。しばらく、ベットの中でモジモジとしていた。
 そろそろ、起きないといけないと思い、ベットから起きて着替えをする。内線電話で、食事に誘うと、相手も待ちかねていたようで、すぐに行こうという返事。
 場所は、どこでだ?チケットを見ると、「3」の文字が目に入いったので、3階に行ってみた。エレベーターのドアが開くと、真っ暗。?????
 たしかに、奥にレストランがあるのに。閉まっている。よく見ると、朝食は、31階と書いてある。チケットを見直してみると、たしかに31階。
 かなり、ボケている。あ〜〜。年かな!。また、エレベーターに乗って31階まで。
 朝食は、ビュッフェスタイル。メニューもたくさんあります。洋食と中華。ここは、やっぱり、お粥だ。
 他には、ウインナーとスクランブルエッグにサラダ。なかなか、ヘルシーな朝食。31階なので、眺めがいい。しかし、やっぱり霞んでいる。青空が見えません。
 やっぱり、いつもこんな感じなのでしょうか?
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            |  高速道路から郊外に移動。古い町並みも残っています。
 | 今日は、午前中に視察をして、午後から豫円や上海博物館を回る予定。 集合の時間は、午前8時30分にロビー。
 朝食を済ませて、部屋に戻り、ベットで横になっていた。二日酔いに揉み返し。(〜 〜;)ウーン
 しばらくしてから、用意をして、ロビーに降りると、まだ、全員は揃っていない。
 10分ぐらいしてから、全員集合。
 バスに乗り込み、視察場所へ。
 一応は、視察旅行と言うことになっているので、取りあえずは、一緒に行かないといけません。
 高速を走っていると、まだ昔の町並みが残っているところが、結構あります。
 古い街の建物と高層ビルとが混在している。
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            | ガイドSさんの話だと、中国は、土地がすべて国のものなので、デベロッパーが開発地を30年の賃貸で借りるそうだ。 そして、再開発をして、ビルを建てる。住民は、そのビルの中に入るか、お金を貰って出て行くかのどちらからしい。
 でも、ほとんどは、ビルの中に入るそうです。ちなみに上海の都市部のマンションは、普通で平米50万円ぐらいだそうだ。
 また、内装は、自分持ちということなので、仕上げると、だいたい4000万円ぐらいになるらしい。
 地元北陸だと、庭付き一軒家が建つな。それも、かなり立派な家が。。
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            | 視察場所は、郊外の工業団地の一角にある。30分ぐらいで行くことが出来る。 だんだん、街並みが寂れてくる。このくらい都心から離れると、もう、古い家ばかりだ。
 視察場所で、上海の事情など、いろいろと話を聞いてきました。
 説明をしてくれたのは、現地駐在員の方で、中国に7年間住んでいる。
 合弁会社の経理担当副社長をしているそうです。話を聞いていると、本当の大変な仕事です。
 ちなみに、社員の月給を聞いてみると、日本円で約3万円ぐらいだそうです。
 う〜ん。多いのか?少ないのか?よく分りません。
 視察が終わり、また、上海の市内に戻ります。
 |  会議室で上海の事情を教えて貰いました。
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            |  提灯屋さん。道までいっぱいに提灯を並べています。
 | まずは、豫園へ向かいます。バスを降りて、歩いていると提灯屋を発見。 七夕飾りみたいです。
 この辺りは、建物が中国風。当たり前か!中国ですから。
 |  塔の方が8画になっているみたい。
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            | 豫円老路?と書いてある門から、入っていきます。う〜。。。人だかり。。。。混んでるぞ。。。観光客だけでなく現地の人もたくさん来てるのでしょう。 まっすぐに歩けないくらいだ。この門は、どのぐらい前に作られたものだろうか?かなり歴史を感じます。
 門を抜けると、これまた歴史を感じさせる商店街。お城の中の通路みたいだな。建物の装飾は、いかにも中国という感じがします。
 いろいろと面白そうなお店がたくさんありましたが、団体旅行なので見ている暇はありません。立ち止まりもせずに、さっさと豫園の入口まで歩いていきます。
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            |  豫園老路?老街?どちら??
 |  門の中に入ろうとすると人がいっぱい。
 |  天井は、綺麗な装飾がされている。
 |  豫園商城に入っていきます。
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            |  ここが豫園の入口の門だと思う?
 |  門の前にある池。
 | ガイドさんがチケットを買っている間、落ち着いて周りを見ると立派な建物が並んでいる。 チケットを貰って豫園の中に入ります。
 |  池の中央に立てられている建物。
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            | ここは、昔のエライお役人さんが親孝行の為に作ったお庭だそうです。 しかし、親孝行でこれだけの庭を造ることが出来たのですから、ものすごい。考えられない。
 その後は、子孫が没落して、切り売りをしていったそうですが。豫園の中には、あちらこちらに客間・お茶室・休憩場などの建物が点在しています。
 一つ一つの建物が、趣がある伝統的な建物になっている。いったい幾つの建物があるのでしょうか?
 それと、所々の壁に通り穴があるのですが、いろいろな形をしていてあって面白い。。なんか、意味があるのでしょうね。???
 帰ってきてから調べると、額縁の役目をしているそうです。
 ガイドさんがいろいろと解説をしてくれるのですが、ちょっと離れていたのであまり聞き取れなかった。
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            |  変わった形の通り穴
 |  たくさん建物があるので、綺麗に写っているものだけを載せます。
 |  これは、たぶん九獅軒という名前の建物かな?
 |  これは、三穂堂。持ち主が変わったとき額を付け足したそうだ。
 
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            | その中で太湖石の話をしていた。中国では、古来から太湖石をとても珍重しているそうです。 大湖石とは、写真にも載せてありますが、自然にできた穴ぼこがたくさんある石です。(たぶん?違っていたらゴメンナサイ。)
 いまでも、お金持ちの人は、この太湖石を飾ることがステイタスになっているぐらい。ガイドSさん曰く、昔は、金よりも価値があったそうです。本当かな?
 もちろん、この豫園にもふんだんに大湖石が使われています。なかでも、出口近くにある太湖石は、三大名石の一つだそうだ。
 穴が幾つあるって言っていたかな?忘れましたが。以前、検証の為に、下から香を焚いて調べたことがあるそうです。
 このぐらいの太湖石になると、きっと値が付かないぐらいなのでしょうね。
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            |  この穴、額縁の役目をしているそうです。
 |  漸入佳境の遊廊が右手にある。
 |  自然を凝縮して広く見えるように工夫がされている大假山。
 |  門の両側に鉄の獅子がいます。
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            |  こちらがメスです。分りにくいですが、子供を踏んづけています。
 | 漸入佳境という遊廊の入口にある鉄で出来た獅子。 一度、日本に持ち去られて、また戻されたもの。
 どちらが、メスでオスか分りますか?
 左の獅子がメスだそうです。何故かというと、左足の下に子供の獅子をあやしているからです。
 右のオス獅子は、毬で遊んでいるみたい。
 |  こちらがオス。毬で遊んでいる。
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            | また、下を見ると、石畳は、小さな小石を幾何学的に敷き詰められています。 よく見ると、細かい作業がされていますね。う〜ん。根気がいる仕事だ。
 他にも、ちがう絵柄に並べてあるところもあります。
 |  細かい石を敷き詰めてあります。
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            |  これも、分りにくい写真ですね。廊下が左右に壁で仕切られています。
 | お見合いの部屋の説明も受けました。 昔は、結婚する場合は親同士が決めてしまい、結婚式まで、どんな人と結婚するか分らなかったそうです。
 しかし、ここの主人は、理解があったらしく、お見合い場を作ったそうです。
 そこには、壁で間仕切りした廊下があり、壁には、所々に覗き窓があって、お見合い相手を見る事が出来たそうです。
 ちなみに、右側は男性が歩いた側で、左は女性が歩いたそうです。
 見分け方は、やはり男性が通った側の幅が若干広く作られています。
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            | 龍壁の説明も聞きました。龍は、架空の動物ですが神聖なもので、いくら偉い役人さんでも、私的な庭に作ってはいけないものらしい。 このような龍の装飾をしてもよいのは、本来なら王様だけなのです。でも、ここの主人は、悪智恵を働かせて、いい訳が出来るように黒色の龍を作ったそうです。
 これなら、龍ではないと、言い逃れが出来ると考えたそうです。ちょっと、ムリがあるような気がしますが。
 ちなみに、ここの龍もドラゴンボールをくわえています。これは、龍の力の元だそうです。
 それに、口の下にカエルが舌を伸ばしています。これは、龍の唾液を飲んでいるそうです。
 龍の唾液を飲むと、ものすごい力を手にすることができるからだそうだ。よく見ると、龍壁が何体もあります。相当、自分の力を誇示したかったのでしょうね。
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            |  龍壁です。黒いでしょ。
 |  シッポが奥まで伸びているように見える。
 |  屋根の装飾に兵隊さんもいます。見張り役かな?
 |  すごいですね。龍が向かい合っています。
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            |  この玉華堂は、仕事をするところ。
 目の前に池があり、その向こうに玉玲瓏を見ることが出来る。
 
 |  真ん中が、有名な玉玲瓏という石。
 | 玉華堂は、正面から三大名石の一つである玉玲瓏を眺めることができるように作られている。 ここで、玉玲瓏を眺めながら仕事をしていたみたいです。
 この玉玲瓏の裏側に出口があります。
 豫園は、思ったより広くないかな?もっと、広いイメージがあったのですが。
 豫園を出ると、また豫園商城。
 
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            | スターバックスを発見。ちゃんと雰囲気にあうように作ってあります。エライ長い行列が出来ている。何だろうと思って見てみると、小籠包のお店。 ガイドSさんに聞くと、ここは、すごく美味しくて有名らしい。そう言えば、テレビで見たことがあるかもしれないな〜。食べてみたい。。。。
 しかし、さっさと移動です。しかし、この建物は、すごい。。人もたくさんで活気がある。
 散策してみたいな〜。次回には、絶対に個人できて見てまわろう。後ろ髪を引かれながら、豫園を後にしました。
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            |  スターバックスです。
 |  食べたかったな〜。ここの小籠包。
 |  とても賑やかな豫園商城でした。
 |  これは、豫園商城の表門なのかな?
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            |  昼食も中華料理。飽きてきたぞ。
 | 次は、昼食。 お昼から、中華料理。また、チンタオビールと紹興酒が飛び交います。
 味は、全然覚えていません。
 と言うことは、それなりの味だったのでしょう。
 食事の次は、上海博物館に行く予定になっていたので、あまり飲み過ぎてしまうのもなんだな。
 ほどほどにしておかないと。と思っていたが結構飲んだような?
 食事が終わり、バスで上海博物館に移動。
 |  上海博物館です。
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            |  ここが、上海博物館の正面入口
 |  中は吹き抜けで、天井がガラス張り
 |  階段が左右上下に作られている。
 |  明清家具
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            | さすがに駐車場は、たくさんバスが停まっています。上海博物館の建物は、とても近代的な建物。 中に入ると、4階まで吹き抜けになっています。天井は、ガラス張りで外から明かりが入る。各階のフロアに展示室がある。
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            |  写真を撮ってもいいのかな?
 |  写真を撮っている人がたくさんいる。
 |  ま〜。きっと、素晴らしいものなのでしょう。
 |  変わった石碑。色々ありますね。
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            | 展示室には、少数民族工芸館・明清家具・中国青銅器・中国陶磁器・中国歴代書法館などに別れています。 まずは、ガイドSさんと一緒に一階にある青銅器の展示室に入り、説明を受けました。
 しかし、酔っぱらっていて、いい加減に聞いていたのであまり憶えていません。その後は、約40分ほど自由に見てまわることになりました。
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            |  これ、たしか、教科書でみたことあるな。
 |  この石碑には、感心しました。
 |  細かく、仏様が彫刻されています。
 |  小さい穴の中には、仏像が彫られています。スゴイ。
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            |  だいたい、こんな感じですね。
 | え〜。40分。。。駆け足で見てまわらないといけないぞ。とても、じっくりと見ることはできない。 まずは、4階に上がって、順番に降りていく作戦にしました。
 骨董や歴史に関しての学は、無いのですが、こういうところは、大好きです。
 でも、説明ができないので、雰囲気だけ写真で見てください。
 じっくりと見ようと思えば、半日以上は、必要かも知れません。
 あっという間に、上海博物館を出ることに。
 |  細かい細工がしてあります。牛が5頭いる。
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            | 日本語のパンフレットを貰ったので、要約して載せようかと思いましたが、キリがないので。辞めておきます。 | 
          
            |  お茶を頂きました。
 | 次は、お茶タイムだそうです。 お店の2階に通されると、たくさんのテーブルが並んでいる。
 各テーブルで、お茶を立てる実演ができるみたい。いまは、自分たちの団体だけしかいませんでしけど。。
 ここで、4種類のお茶を中国式で立てて貰いました。
 一番茶は、飲まずに急須を温めるのに使ってしまいます。飲むのは、2番茶から。
 ウーロン茶・プーアル茶と千日茶?(花が開く)と名前を忘れた??茶(細長くて一本でいい)
 飲み比べてみましたが、たしかに味が違います。
 ウーロン茶が一番美味しかったと思う。
 一階に降りると、お店になっています。
 自分は、別に買うつもりがないので、見ていると、
 皆さんは、結構購入しています。
 年配の方が多いので、体にいいと聞くと弱いらしい。
 体のどこに良いお茶なのか?一生懸命に質問をしています。
 ここを出ると、もう夕食の時間。
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            |  これは、初めてみました。花が咲いている。
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            | また、中華料理です。さすがに、飽きてきた。 結局、チンタオビールと紹興酒が飛び交っていた。
 あ〜。お腹いっぱいだ。完全に太ったな。ベルトが苦しい。
 次は、外灘の夜景を見に行くらしい。
 歩いて見るのかと思えば、バスの中からの鑑賞。
 ガイドSさんが言う一番のスポットは、高架の道から、外灘に向かってカーブをしながら降りていく場所がベストポイント。
 たしかに、外灘の夜景の全体が見るとができる。でも、走っている最中なので、一瞬です。
 ここは、ビデオで撮ってありますので、旅行記が完成したら載せようと思います。
 この通りを歩いてみたかったのですが、バスで往復してホテルに戻ってしまいました。
 もったいないな〜。
 ちなみに、上海では、普通の高層ビルでも、夜になると外側の照明をつけなくてはいけないそうです。
 もちろん休みの日も。この夜景が一つの観光資源になっているのでしょう。
 この日は、そのまま、ホテルの戻り、何処にも行かず、部屋で寝ることにします。
 マッサージに行こうと誘われたのですが、さすがに、まだ揉み返しが痛い。
 また、酎ハイを買ってきて、風呂上がりの一杯を飲んで就寝。
 |  夕食も中華料理。。。。。。。
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            |  外灘の通りをバスで往復。
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