越中五箇山菅沼合掌集落は、昭和45年12月4日国指定史跡に指定されている。
解説板によると、「この集落にはカヤ葺切妻合掌造りの家屋が14棟あり、昔のままにまとまって保存されている数少ない合掌集落である合掌造りは天地根元造りが発達し、礎石の上に大角柱を建て、桁や梁を渡して、その上に丸太の大合掌を組み上カヤ葺とし、内部を2階、3階としたものである。建物は冬季の積雪に耐えるように建築されているので、角柱や梁や桁は太い材料が用いられているものが多い。
現存する合掌住宅の古いものは、天保年間(1830〜1840)以前の建築から、新しいものは昭和8年に建築されたものである.。
合掌集落は昭和30年代頃までに急速に姿を消し、ついに合掌集落の原型を永久に窺うことができなくなるので、その保存をはかるため昭和45年12月、この菅沼合掌集落を国の史跡に指定したものである
また、この集落には民家を利用し、民俗資料を展示する五箇山民俗館と塩硝の館を設置し、一般公開している。」
と書かれている。 |
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1995年に登録された世界遺産合掌集落は、
白川郷が有名です。
しかし、世界遺産になっているのは、白川郷だけではありません。富山県側の、この菅沼と相倉を含めた
集落が世界遺産になっています。
この菅沼は、富山県南砺市にあり、国道156号線を
五箇山方面に向かう途中にあります。
現在、合掌造りは9棟あるそうです。
こちらの合掌で今も生活をされています。
他の集落と比べるとこじんまりとしています。 |
世界遺産 菅沼合掌集落 |
国道からの入り口にあるバス停 |
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世界遺産の説明が英語で書かれています。 |
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菅沼合掌集落の風景です。 |
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